あまりにも長い70年

70年前の2月1日、南太平洋の島で父親を亡くした女性。先月、はじめてその島を訪れ、会ったことのない父への追悼文を、涙ながらに読み上げました。

〝存命であれば104歳、どんなおじいちゃんになっておられたことでしょう。あなたから受けついだ命のバトンは、私、孫、そして三人のひ孫へと……ここに写真を持ってきました。見て下さい〟

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ジャーナリストと現場と、想像力について。

ジャーナリストと現場と、想像力について。

今朝の朝日新聞、オピニオン面。学生時代にボランティアをしていたジャーナリスト土井敏邦さんのインタビュー、心を突き動かされるような気持ちになった。となりの森達也の話も面白かったけれど、それは少し政治的で、土井さんの話は実践的で。

「(人々が)遠い国の人たちと、同じ人間としての痛みを感じる感性と想像力を持つことができるかどうか。(中略)だから私たちは現場へ行く。『あなたと同じ人間がこういう状況に置かれている。苦しんでいる。もしそれがあなただったら』と想像してもらう素材を人々の前に差し出すためです」

やっぱり僕たちは現場に行く必要があるんだ、受け手の想像力のために。現場で暮らす、声なき人たちの声を拾う必要があるんだ。

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聾学校のグラウンドについて

熊本県内唯一の「ろう者のための野球場」が、なくなってしまいます。熊本にある聾学校の野球場が、支援学校の建設用地に。行政側は「利用頻度が低いから」とその理由を示しています。一方でろう者の方は、野球場が「心のふるさと」だ、と言います。つまり、頻度の問題じゃなくて、アイデンティティとか、誇りの問題だということなんです。

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